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タイの保険とは?

タイの保険制度

タイでは社会保障制度として「社会保険」と「国民保険」があります。「社会保険」は就労者を対象に、健康、扶養老齢、失業を保障している保険です。この保険は外国人であっても必ず加入しなければなりません。対して「国民保険」は社会保険適用以外の全国民に均一30バーツの支払いで最大1,100バーツまで保障できる保険です。

しかしながら、全国一律という制度上の制約もあり、個人的なニーズや外国人として物価の差やサービス水準などの個々人の希望に答える事が難しい為、社会保障とは別に個人保険や年金に加入するケースが多くみられます。
こうしたニーズに答える為に日本と同じように民間の保険会社が保険商品提供し個人で自分に合った加入することが出来ます。生命保険や年金は、数多くのプランが存在しており、自分の希望に合ったプランが見つかるかと思います。

タイの個人保険の特徴

OICが保険会社を保障

タイの金融庁管理下にある「タイ保険事業奨励管理委員会」(OIC)により保障されている為、保険会社が経営不振などに陥ってもお客様の契約は保護されています。

節税対策

タイでは民間の保険を利用して所得税控除することが可能です。控除の枠も最大30万バーツと大きく、タイで大きな節税ができます。

高い利回り

タイの保険の利回りは日本のそれよりも高くなっています(プランによる)。タイの銀行の定期預金などは、利回り約2%前後が多いですが、そのうち15%は税金で引かれてしまうため、実質の利回りは更に下がります。

タイ政府の奨励

タイの社会保険の中には日本の国民年金に近い積み立て制度がありますが、立ち上がったばかりで支給の実績がないのが現状です。更に、所得額的に自ら保険や年金に加入しようという国民がほとんどいないのが実情です。そのため政府は、保険の控除枠を拡大し、将来の社会不安を抑えるために保険会社による保険や年金の加入奨励する働きをしております。